SPEEDI公表遅れは「適当」…文科省報告書

SPEEDI公表遅れは「適当」…文科省報告書
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120612-OYT1T00212.htm?from=top

放射性物質拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」の結果の公表遅れについては、「現実をシミュレーションしたものとは言い難いと認識しており、当時の状況では適当だった」と反論している。”

公表遅れは「適当」と胸を張られても困る。問題の論点は、当時の判断ではなく、事前の原発リスクに関する情報開示・コミュニケーションにある。事前のそれがほとんどなかった「あの当時」の判断として、SPEEDI情報遅れは、いきなり出すより益しという考えはあるかもしれないが、次に「万が一」の事故があった場合、今のままだと、もっと深刻な状況になるのは明らか。